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離婚相談・準備

離婚相談で聞くこと7つ|弁護士への質問例と準備・持ち物

離婚相談で聞くことは、離婚の進め方、別居前の準備、生活費、財産分与、子ども、慰謝料・年金分割、弁護士費用の7つです。すべてを一度に聞こうとせず、今困っていることと、期限のあることから優先順位を付けましょう。

この記事では、弁護士にそのまま伝えられる質問例、相談前の準備・持ち物、相談メモの書き方を紹介します。離婚を迷っている段階や、資料が全部そろっていない場合の確認事項もまとめました。

離婚相談で聞くこと7つ・質問一覧

  1. 離婚の進め方と、次にとる手続きは?
  2. 別居前に準備すること・避ける行動は?
  3. 別居中の生活費をどう確保する?
  4. 預貯金・自宅・ローンをどう整理する?
  5. 子どもの親権・養育費・親子交流をどう決める?
  6. 慰謝料・年金分割で確認すべきことは?
  7. 弁護士費用はいくらで、どこまで任せられる?

自分に関係する質問を選び、相談メモへ書き写してください。準備全体を整理したい方は、離婚前にすることチェックリストも参考にできます。

離婚相談で聞くこと7つ

1.離婚の進め方と、次にとる手続きは?

まずは、相手が離婚に同意しているか、話し合いができる状態かを伝えます。「相手が離婚を拒否している場合、次に何をすればよいですか」「話し合いと調停では、進め方がどう違いますか」と聞いてみましょう。

当事者の話し合いがまとまらない、または話し合いができない場合は、家庭裁判所の離婚調停を利用できます。調停では、離婚に加え、養育費や財産分与なども話し合えます。裁判所の離婚調停の案内も参考になります。

関連記事:離婚の進め方 協議・調停・裁判の違い

2.別居前に準備すること・避ける行動は?

別居を考えている場合は、住まい、生活費、子どもの生活、手元の資料をどう準備するか確認します。「子どもと転居する場合に気をつけることはありますか」「家を出る前に確認しておく資料は何ですか」と、実際に考えている行動を伝えると相談しやすくなります。

暴力や脅しがある場合は、最初に安全への不安を伝えてください。相手に知られにくい連絡方法や相談日時も、予約時に確認しましょう。

関連記事:離婚前にすることチェックリスト

3.別居中の生活費をどう確保する?

別居後の家賃や食費が不安な場合は、自分と相手の収入、子どもの人数・年齢、現在の支払い状況を伝えます。「婚姻費用を請求できる状況ですか」「相手が支払わない場合は、どのような手続きがありますか」と確認しましょう。

婚姻費用と離婚後の養育費は、分けて考える必要があります。生活費の相談を後回しにせず、離婚の条件と並行して確認すると、暮らしの見通しを立てやすくなります。

関連記事:別居中の生活費と婚姻費用

4.預貯金・自宅・ローンをどう整理する?

預貯金、不動産、保険、証券口座、住宅ローンなどの概要を伝え、「夫名義の預金も対象になりますか」「結婚前から持っていた財産や相続した財産はどう扱いますか」と聞いてみましょう。

財産分与は名義だけで決まるものではありません。婚姻中に形成した財産かどうか、取得の経緯などが問題になります。分からない残高や契約内容は、推測で埋めず「未確認」として相談してください。法務省の財産分与の説明でも、単独名義の財産が対象となる場合を紹介しています。

関連記事:離婚の財産分与 夫名義の家・預金も対象?

5.子どもの親権・養育費・親子交流をどう決める?

子どもの年齢、現在の生活、日常の世話、学校や保育園、双方の働き方を整理します。「親権と日々の養育の分担をどう決めますか」「養育費の金額や進学費用は、どのように取り決めますか」「親子交流で安全や子どもの負担に配慮する方法はありますか」と確認しましょう。

2026年4月1日から、離婚後の親権者を父母双方または一方とする制度が施行されています。共同親権が自動的に適用されるわけではなく、子どもの利益を中心に、個別の事情を踏まえて考える必要があります。裁判所の新しいルールの案内を確認し、自分の家庭では何が問題になるか相談しましょう。

関連記事:親権・親子交流/養育費の金額・書面・未払い対策

6.慰謝料・年金分割で確認すべきことは?

不貞や暴力などが問題になっている場合は、出来事の時期と、手元にある資料を伝えます。「慰謝料が問題になる状況ですか」「どのような資料が必要ですか」と確認し、資料の入手方法も相談しましょう。

年金分割については、婚姻期間や双方の加入状況を伝え、必要な情報と手続きの期限を確認します。年金分割の請求期限は、2026年4月1日以降に離婚等をした場合は原則5年、それより前の場合は原則2年です。特例もあるため、具体的な期限は相談先や年金事務所で確認してください。日本年金機構の請求期限の案内

関連記事:不貞慰謝料/離婚後の年金と年金分割

7.弁護士費用はいくらで、どこまで任せられる?

相談料と、正式に依頼した場合の費用は分けて確認しましょう。「着手金・報酬金・実費はどう計算しますか」「交渉から調停に移った場合に追加費用はありますか」「相手との連絡をどこまで任せられますか」と具体的に聞くことが大切です。

依頼を検討する場合は、見積もりや契約内容の説明を受け、支払い時期と業務の範囲を確認します。相談だけを希望する場合も、その意向を最初に伝えて構いません。

無料相談・短い相談時間では、何を優先して聞く?

無料相談の対象・時間・回数は相談先によって異なります。短い時間であっても、最初に「今日いちばん確認したいこと」を伝えましょう。次の順番は相談内容を整理するための目安です。

  1. 安全や期限:暴力・脅迫への不安、裁判所や相手から届いた書面、署名を求められている期限を最初に伝えます。
  2. 当面の暮らし:住まいと生活費、子どもの通学・送迎など、今すぐ困ることを確認します。
  3. 次の行動と費用:別居や連絡をする前の注意点、必要な資料、依頼する場合の費用を確認します。

「今月中に別居を考えています。生活費と子どもの転居について先に聞きたいです」のように、具体的な予定を添えると相談の目的を共有しやすくなります。緊急性がある場合は、予約時にも事情を伝えてください。

相談前の準備・持ち物チェックリスト

必要な資料は相談内容や相談先によって異なります。予約時の案内を優先し、適法に入手できる範囲で、次のようなものを整理しましょう。

資料がそろわない場合は、何が手元にあるかを相談先に伝えましょう。初回相談の持ち物と、後で調停を申し立てる際の必要書類は同じとは限りません。法テラスの相談時に持参する資料の案内にも、相談時の資料に関する案内があります。

相手のアカウントへの無断ログインなどで資料を集めることは避け、入手方法に迷うものは先に相談してください。

離婚相談を予約するときの確認チェックリスト

  • 相談料と相談時間、無料の場合の対象・回数
  • 対面・電話・オンラインの対応方法と、事前に送る資料
  • 本人確認や持参書類についての案内
  • 安全に連絡できる電話番号・メールと、連絡してよい時間
  • 期限のある書面や、急いで相談したい事情があること

資料は予約時の案内を優先します。初回相談の持ち物と、裁判所へ提出する正式な必要書類は区別してください。コピーや写真で確認できるか、原本が必要かは、相談先に確かめましょう。

相談メモは「状況・希望・質問」の3つでまとめる

長い文章を作る必要はありません。次のように、事実と希望を分けて書くと伝わりやすくなります。

状況:結婚○年、子ども○人。現在は同居中。相手の離婚への意向は未確認。

希望:まず別居を検討したい。子どもの学校と生活費が心配。

質問:①別居前に確認すること ②婚姻費用の手続き ③依頼した場合の費用。

「いつまでに何を決めたいか」「すでに書面への署名を求められているか」など、期限がある事項は最初に伝えましょう。相談の最後には、次にすること、追加で必要な資料、改めて相談する時期を確認します。

離婚相談の最後に確認する3つのこと

  1. 次にすること:自分が行うことと、弁護士に依頼する場合の対応を分ける。
  2. 追加資料:何を、どこまで、いつまでに確認するかをメモする。
  3. 次の相談時期:相手から返事が来たときや書面が届いたときなど、再相談の目安を確認する。

説明が分からないときは「私が次にすることは、この理解で合っていますか」と確かめましょう。相談しただけで代理人としての依頼が成立したと思い込まず、依頼する場合は契約と費用を確認してください。

離婚相談の準備でよくある質問

まだ離婚を決めていなくても相談できますか?

離婚を迷っている段階でも、法的な選択肢や準備について相談できます。予約時に「まだ決めていないが、別居や生活費について知りたい」と伝え、相談の対象になるか確認しましょう。

資料がなくても相談できますか?

資料が少ない場合でも、状況の説明から相談を始められることがあります。ただし、金額や具体的な見通しの判断には追加資料が必要な場合があります。予約時に持ち物を確認し、分かる範囲をメモしておきましょう。

無料相談と、その後の依頼は同じですか?

相談を受けることと、正式に代理人として依頼することは別です。無料相談でも、対象・時間・回数などの条件は相談先によって異なります。依頼する場合の費用は別途確認してください。

相手に相談を知られたくない場合はどうすればよいですか?

予約時に事情を伝え、電話、メール、郵送などの連絡方法を確認しましょう。共有端末や共有メールの利用にも注意し、安全にやり取りできる方法を相談先と決めてください。

状況に合わせて、離婚相談の準備を進める

離婚相談では、次にすることを一緒に整理する

離婚相談の準備は、資料を完璧にそろえることより、今困っていることと確認したいことを伝えるところから始められます。7つの質問例のうち、自分に関係する項目を選び、優先順位を付けてメモにしましょう。

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